ユーロバスケット1993(ドイツ開催)の大会期間は1993年6月22日から7月4日、スペインは5位
地元開催のバルセロナ五輪で悪夢の9位から再出発、28年間HCだったアントニオ・ディアス・ミゲルさんが退任して、ロロ・サインスさんが就任、92年メンバーを軸にしながらも、モラレス、アソフラ、クレスポ、F.マルティネス、A.マルティンの5人が新加入(復帰含む)となった。
大会メンバー
Jordi VILLACAMPA
7UPジュベントゥット所属
Rafa JOFRESA
7UPジュベントゥット所属
Tomás JOFRESA
7UPジュベントゥット所属
Juan Antonio Orenga
エストゥディアンテス・カハ・ポスタル所属
Andrés JIMÉNEZ
F.C.バルセロナ所属
Juan Antonio MORALES
7UPジュベントゥット所属
Nacho AZOFRA
エストゥディアンテス・カハ・ポスタル所属
Alberto HERREROS
エストゥディアンテス・カハ・ポスタル所属
Xavi CRESPO
エロスア・レオン(→ 大会後F.C.バルセロナに移籍)
Ferrán Martínez
7UPジュベントゥット所属
Antonio Martín
レアル・マドリード所属
Juan Antonio San Epifanio
F.C.バルセロナ所属
HCはロロ・サインス
大会成績
1次リーグ
スペイン 72-49 スウェーデン
→ ビジャカンパが17得点、アントニオ・マルティンが12得点16リバウンド
スペイン 96-89 ボスニア・ヘルツェゴビナ
→ ビジャカンパが28得点、アンドレス・ヒメネスが17得点、アントニオ・マルティンが16得点
スペイン 86-75 ロシア
→ ビジャカンパとアントニオ・マルティンが21得点ずつ、フェラン・マルティネスが13得点
2次リーグ
スペイン 78-60 イタリア
→ アントニオ・マルティンが18得点11リバウンド
→ フェラン・マルティネスが16得点
スペイン 95-87 ラトビア
→ アントニオ・マルティンが21得点
→ フェラン・マルティネスが14得点12リバウンド
→ ビジャカンパとヒメネスが15得点ずつ
スペイン 75-76 ギリシャ
→ ジョルディ・ビジャカンパが40分間プレーして31得点6リバウンド7アシスト2スティール
→ ラファ・ジョフレサが11得点5アシスト
→ アントニオ・マルティンは9得点14リバウンド
※今大会初の敗戦(ギリシャは最終的に4位)
※2次リーグE組1位で決勝トーナメントへ
決勝トーナメント1回戦で地元ドイツに敗れる
スペイン 77-79 ドイツ(延長)
→ アルベルト・エレーロスが19得点
→ ジョルディ・ビジャカンパとアントニオ・マルティンが17得点ずつ
→ 観衆4,000人
※ドイツは今大会優勝することになる、HCはスベティスラフ・ペシッチさん
5-8位決定戦
スペイン 95-83 フランス
→ アントニオ・マルティンが26得点、ジョルディ・ビジャカンパ22得点、ヒメネス20得点
スペイン 119-80 エストニア
→ ビジャカンパとエピが18得点ずつ、ヒメネス15得点、アントニオ・マルティン13得点
成績など
大会MVPはクリス・ウェルプ(ドイツ)
銀メダルのロシアにはセルゲイ・バザレビッチやミハイル・ミハイロフ、アンドレイ・フェティソフが在籍
銅メダルのクロアチアにはペラソビッチ、ザン・タバック、ディノ・ラジャが在籍
大会1st Teamにはスペインからジョルディ・ビジャカンパが選ばれた他、クリス・ウェルプ(ドイツ)、セルゲイ・バザレビッチ(ロシア)、ディノ・ラジャ(クロアチア)とファニス・クリストドゥル(ギリシャ)の名前が。
大会前に4試合の強化試合をおこなった
6月8日 対アメリカ(カステジョン) 85-83(延長)
6月11日対トルコ(コルドバ) 72-50
6月12日対ウクライナ(コルドバ) 83-87
6月15日対ウクライナ(メリリャ) 83-61
対アメリカ代表戦
アメリカはユニバシアードの代表だったと記録にありました。ジェイソン・キッドやマイケル・フィンリーがいたと書いてある記事もありましたが詳細不明、後にACB入りするリチャード・スコットもいた可能性あり。アメリカ戦ではアンドレス・ヒメネスが16得点10リバウンド。
最終的にメンバーから外れたのはホセ・アンヘル・アルセガのようです(4試合でプレータイム無し)